俺的ハント症候群の日誌

何気なくちょこちょこと。闘病日誌と言うより日々の記録的な。

音楽について

俺の趣味は高校の時から音楽、

バンドをしてる。

学生の頃の俺を知っている人からは

久々に会っても

「まだ続けているの?」と聞かれる。

続けてはいる。たった今の現状は

メンバーを探しながらだが、

しっかりとやっている。

今日先ほど、TVの音楽番組で

大黒摩季が南富良野の台風被災地を

訪れて元気を届ける、という趣旨の

サプライズライブを行っていたのを見た。

去年のライジングサンにて

大黒摩季が来たので行ってみた。

先ほどから書いていて何だが、

実は大黒摩季は音楽的嗜好からは外れる。

大きく外れる。彼女が復帰して

どんなステージをするのかを

観たくて行った。

曲は当時親しかった女子から

散々聞かされたので知っていたし。




話を戻すが、今回のTVを見て

なんだか泣けてしかたなかった。

音楽のヒットチャートを今も最前線で

走っている訳ではない彼女に対し、

俺を含めて

「あぁ懐かしいね」

「あったね、そんな曲」

と一瞬の振り返りをして

すぐ風景に戻してしまうだろう。

恐らく俺もそうだった。



ここからは俺の推測が殆んどだと思うが、

そんなのも含めて大黒さんは

受け入れたのかなって思った。

「ららら屋さん」

を受け入れ、それでも、そんなんでも

元気になってくれる人がいるのであれば

歌い続けようと思ったのかなって感じた。

歌うことで明日が拓けるわけではない。

失ったものが戻るわけでもない。

陽気に歌って忘れようという事でもない。

何とも言えないんだが、

形には無い歌なんだが時として

チカラを与えてくれる。そんな気がする。




冒頭に書いたが、

俺はバンドの印象が強いと思う。

去年、高校の同窓会をした。

すごく楽しくあっという間に

「あの頃」

に戻れた。二次会の最後に幹事として

挨拶をした時、

「歌えー!」

って誰かが言ってくれたのだが、

何だか躊躇して断ってしまった。

それがすごく引っかかっててね。

今日の大黒摩季を見た時に自分と重ねて

何だか恥ずかしくて泣けてしまった。

俺の歌で「あの頃」を

より思い出してくれるのなら、

なんであの時歌わなかったのかと

恥ずかしくなった。

俺の場合は幸いまだ取り戻す機会が

何度もあると思う。これからは

断らず歌っていきたいと思った。

そして、バンドの方も今年は

積極的に活動していこうと決めた。